埋設管路・舗装修繕維持修繕ガイド

常温合材を使って、舗装補修する

アスファルト舗装の材料となるアスファルト混合物(合材)は、製造工場において、アスファルトと骨材等(砕石等)を高温(150℃~180℃程度)で混ぜ合わせて製造します。これをダンプトラックで現場に出荷し、専用の重機等を使って施工します。製造から施工まで高温であることから加熱合材とも呼ばれます。

加熱合材は、アスファルトが高温時に柔らかく性質を利用して平坦に敷き均し、冷えて固まる性質を利用してローラー(重機)などで締め固めて強度を出します。

            

一方、常温合材と呼ばれるアスファルト混合物もあります。

常温合材は、特殊な加工をしたアスファルトと骨材を混ぜ合わせて製造され、袋詰めなどをして出荷します。一定期間保存がきくため、舗装の穴埋めや段差修正などの臨時・緊急補修用として用いられます。また、施工が簡単なため、ホームセンターで販売されている製品もあります。

常温合材は、常温でも敷き均し、締固めができる半面、耐久性は期待できません。

                           

<全天候型高耐久性常温合材>

「耐久性のある常温合材はないか」というニーズにお応えして開発したのが、大林道路の常温合材「楽ファルト」です。

「楽ファルト」は、高速道路や国道等の緊急補修でも使用されるほど耐久性があります。

施工方法は、袋詰めされた材料を補修箇所に山盛りにし、水をかけて足で踏むだけ。広範囲やきれいに仕上げたい場合は、小型の締固め機械を使うこともありますが、基本的には、足で踏むだけで強度を発揮します。

「舗装会社を呼ぶほどのことはないんだけど…」

「予算がほとんどないので、安い材料はないか…」

「自分たちで簡単に補修できる材料はないか…」

このようなニーズにお応えする「楽ファルト」。

試してみたい方は、どうぞお問い合わせを。「楽ファルト」専用お問い合わせフォーム