舗装修繕タフアスコン

“タフ”なアスファルト舗装で、
高耐久性を実現!

タフアスコンは、アスファルト舗装の材料に特殊な樹脂を添加することで、耐流動性(わだち掘れ)、耐油性、ねじり抵抗性を飛躍的に向上させた大林道路の新製品です。
これまで、高い耐流動性、耐油性、ねじり抵抗性を求められる舗装箇所では、半たわみ性舗装(※)を適用してきました。 半たわみ性舗装は、その強度が強みとなる半面、施工性(数日~1週間かかる)が課題となってきました。
タフアスコンなら、通常のアスファルト舗装と同じ工程ですので、半たわみ性舗装よりも、少ない工程で施工できます。また、工事費用も半たわみ性舗装に比べ経済的です。
タフアスコンは、大型車が通行する箇所、フォークリフトなどが作業する箇所、耐油性が求められる箇所等、これまで半たわみ性舗装で対応していた箇所でも十分に適用できる性能を有しています。

タフアスコンの強み

  • 半たわみ性舗装の代替工法として比較しうる十分な耐久性(わだち、ねじれ、静荷重)を有している。
  • 半たわみ性舗装に比べ、工期短縮、コストダウンが可能
  • アスファルト舗装の弱点である油による軟化 (カットバック)への耐性が高い。
  • アルカリ成分が溶出しない(pH非該当)。

適用箇所

  • 従来、半たわみ性舗装を適用していた箇所
  • アルカリ成分の溶出を懸念してアスファルト舗装を適用 していた重交通箇所
  • 短工期(1日)での施工が求められる重交通箇所

半たわみ性舗装とは

半たわみ性舗装は、空隙の大きな開粒度アスファルト混合物の空隙中に特殊なセメントミルクを浸透させた舗装で、アスファルト舗装の「たわみ性」とコンクリート舗装の「剛性」を備えた舗装(当社製品名:ハイシール)です。

アスファルト舗装の施工性の良さをそのままに、塑性変形(流動わだち掘れ)やオイル類によるカットバックの発生を抑制します。

改質Ⅱ型アスコン、半たわみ性舗装と
タフアスコンの値性状比較

半たわみ性舗装との比較では、耐久性において、代替材料として十分な性能を有しています。

耐流動性

わだちが発生しにくい!

ホイールトラッキング試験

ねじり抵抗性

ねじりに強い!

ねじり骨材飛散試験

静荷重抵抗性

静荷重による変形が生じにくい!

耐油性

油による軟化(カットバック)に強い!

油浸漬後(48時間)の供試体