管路更生工法が耐震性能を発揮した実例(ご活用事例)
2004年10月に発生した新潟県中越地震の際、災害復旧工事として高速道路の排水管にシームレスシステム工法を施工しました。
この現場(管径φ400mm、延長1,800m)では、シームレスシステム工法の耐震性およびその施工スピードが評価され、自立管(既存管の強度を考えずに、更生管自身の強度で設計値を確保する)採用されました。
その後、1年9か月後の2006年7月にふたたび大地震(新潟県中越沖地震)が発生し、1年9カ月前に同工法を施工した場所は震度6強(震源より約20㎞)を記録しましたが、地震後の確認はで更生済みの管に異常がないことが確認されました。
設計上、大地震にも耐えられる構造となっておりましたが、見事に管路更生工法の耐震性能を実証する現場となりました。