破損に強いアスファルト舗装
高速道路は、多くの人と物を運ぶ大切な交通の動脈です。高速道路で使用するアスファルト舗装は、「高機能舗装」と呼ばれ、一般の道路よりも破損に強い、耐久性の高い材料が採用されています。
高速道路以外でも交通量の多い国道、大型車両が通行する民間工場の構内道路などでは、ポリマー改質アスファルトと呼ばれる材料を使用した、より破損に強いアスファルト混合物が用いられることが多くなっています。
ポリマー改質アスファルトは、ストレートアスファルトにゴム状のポリマー(高分子化合物)を混ぜ合わせることで、アスファルトと骨材の接着度が増すとともに、粘着度も高まることで、アスファルトの性状を向上させます。
その種類は、改質Ⅱ型をはじめとして、さまざまな条件に対応したタイプがあります。
「アスファルト舗装してもすぐに壊れてしまう」「大型車が通行する」といった場合は、ポリマー改質アスファルト使用を検討する余地があります。
<特長>
重交通道路への適用塑性変形抵抗性に優れます
★摩耗抵抗性に優れている(すりへりにくい)
★骨材飛散抵抗性に優れている(はがれにくい)
★たわみ追従性に優れている(たわみにくい)
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